吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!

「ごちそうさまでした」


血を飲み終わり小花が離れる
そして、じーっと見てくる


「何?」

「平気?貧血になってない?」


あぁ、なるほど
俺の心配してくれたんだね


「平気だよ。ほら、戻れよ。時間だろ?」

「あー…うん。嫌だなぁ」


水着で出るのが嫌なのか
それとも、優勝してしまう可能性があって嫌なのか…


「まぁ、頑張って優勝目指せば?」

「珪くん出てないから他人事でしょーけど。私、本当に嫌なんだからー!知らない男子とデートなんてしたくない!優勝絶対ヤダ」


俺もお前が俺以外の男とデートとか絶対ヤダ
でもね、会場の雰囲気を見る感じ…優勝回避は出来なさそうなんだよね

だから、生徒会長の職権を乱用させて頂くことにした





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