吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!
遊園地デート

よく晴れた土曜日
文化祭から1週間経った今日

棗くんと二人で遊園地に来ていた


「優勝したのが棗くんでよかった」

「うん、俺も優勝したのが小花ちゃんで良かったよ。もし、知らない女の子とデートなんてしたら燐に嫌われちゃう。そんなの嫌だからね」


今日もマイペースに燐を中心に回る棗くん
そんな棗くんだから友達感覚で遊園地を楽しめそうだった


「さて、どーしようか?」

「そうだね?なんか乗る?」


二人で地図を前に立つ
そして、二人してあるアトラクションを見つけて苦笑い


「吸血鬼の館…だって」

「サウンドアトラクションだね。行く…?」


取り合えず行く宛も無いので行ってみることにした

本物の吸血鬼二人
今から吸血鬼の館に行きます


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