吸血鬼少女の餌は意地悪幼なじみ!
覚醒


「はぁ…」


あの吸血鬼先輩に会ってから溜め息が止まらない…


「小花?どーしたの?最近、溜め息ばっかり」


そんな私の心配をしてくれる燐
でも、言えないよ

吸血鬼の問題なんだもん


「うん、ちょっと…ね」

「私に言えないことなら…仕方がないね。よく分からないけど…あまり抱え込まないでね?」

「ありがとう、燐」


相談出来なくてごめんね
心配してくれてありがとう

別に悩んでる訳じゃないんだ
悩んでるんじゃなくて…

"怖い"んだ


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