【完】イケメン*眼鏡*ランデヴー
「それにしても、よくもまぁ、イケメン眼鏡男子が揃ったもんだね。」



三人を思わず見比べながら私が言うと、永太が鬼畜な笑みを浮かべ、雅治を見る。



「まあこのホワイトボーイは、伊達ですがねぇ。」



「ぬーがや!元々陽射しに弱いんよ、この目!外人ぬおじいぬ遺伝子やっさーからしょうがないのよ!」



じゃあ、おじいちゃん外国人なんだ、クオーターなんだ、だから目が青くて、色白なんだ。



沖縄はアメリカとの繋がりも深いし、そういうのも珍しくなさそう。



「じゃあ、室内では必要ないでしょ?外しなさいよ。」



「べーる!クヌちら、あんすかしちゅんあんにから、隠れて丁度ゆたさんぬ、永太も知っちょるくせんかい!」



雅治の剣幕と仕草から考えると、自分の顔があんま好きじゃないから、隠れて丁度いい、しかもそれを永太は知ってるくせに、みたいなこと、言った感じだよね?
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