ラブサプリ
それと聞き覚えのある…あたしは顔を思いっきりあげた。

…先生


一番前のあたしの席の真ん前には先生がいた。

隣にいる夏来までが唖然とした表情だった。
「由良あーっ」

さっきまでのだらだら声から一変した夏来の声が耳に届く
そして2人顔を合わせる。


あたしと目のあった先生は優しく微笑んでくれた。

それにしても周りがざわついている

『あの人だれー?』

『新任だっけ?』


『そーいえばこの間の文化祭でうちらの喫茶店来なかったっけ?』


そんなざわざわした空気の中先生は何かを黒板に書き始めた。
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