ラブサプリ
車に乗ったあたしと先生はいつものあの場所に向かった


小さな駐車場に車を止めて細い道を二人手をつないで歩く
そこにはもう見慣れた景色があった


今日は少し曇ってたけど先生といるからそんなことは全然気にならなかった

「ホレ」

とベンチに座っている先生はあたしに手招きをする

あたしはそれを素直に聞いて小走りで先生のもとへ走る

あたしは先生の横に座る
いつもの特等席なんだあ
でも今日はなぜか先生からひょいと持ち上げられ先生の膝の上に座らさせれた
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