ラブサプリ
そういって先生は花火を出した。


「いいですねっ」

「今日こそやろうな花火」

「うんっ」

「あのー」

隣から何か声が聞こえてきた。

「そろそろ俺達に気づいてくれません?」

振り向くとそこには、みんながもう来ていた。

「池内があんなにはにかむなんてねーびっくりだわ」

夏来がニヤニヤしながら先生とあたしをみる。

「まっ!いいやとりあえず部屋、どうすればいい?」
鳴海が淡々と話を続ける。

「部屋ー…男達は俺の部屋女子はその隣の空き室かな…俺はリビングで寝るから」


「なんで女子男子でわけるんだよー。」

鳴海が不満げに言う。


「お前みたいなのがいるからだよ」

即答で答える先生をみて噴き出しそうになった
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