この運命を奇跡と呼ぶならば。
8.不穏な動き

平助

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「今日も特に問題は無さそうだなっ!!」

「そうだね。ま、そうそう問題が起きても困るんだけど。」


沖田が桜と部屋で話した日から数日、今日は八番隊と一番隊の巡察だった。


「…それより、町の人達も変わらないな。ま、慣れたがな。」

ポツリとそう言った桜は、ここに来た当初と同じ視線を向ける民衆達に目を向けた。

「まぁ、僕らは幕府側の人間で、ここの人達はみんな長州派だしね。いちいち、気にしてなんかられないけど。」


「そうだよなーー。」


サバサバとした沖田に腕を頭に回して藤堂は空を見上げた。


「馴れは怖いものだな。」


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