天才!Doctorは旦那さん!
《院長室》
《梨々華SIDE》

龍太「梨々華!どうした?」

言っていいのかな?

悩んでると、悠くんが耳元で、〝大丈夫だから〟と言ってくれた。

梨々華「あの、小児科の中野先生の事なんですけど。」

龍太「中野くんがどうかしたか?」

梨々華「私が…お酒を飲めないことを…知っているのに…毎日のように…飲みに行こうって、誘われてて…その他にも…性的…嫌がらせをうけてて…。」

自分で言って苦しくなる。

悠斗「梨々。よく言えたな。大丈夫だから。」

悠くんは頭をポンポンと叩いてくれた。

龍太「えっ!梨々華もとうとう、被害にあってしまったか。他の看護師からも同じ相談を受けてたんだ。梨々華には、悪いことをしたな。でも、言ってくれて、お父さんは、嬉しいよ。」

お父さん、普通にドラマとかでよく見るセリフを言うようになったか。

悠斗「梨々の為にも、早く処分の検討をお願いします。」

龍太「ああ。悠斗くんもありがとな。」

悠斗「とんでもないです。」


< 6 / 64 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop