ミュゲ
1.可憐な皇女さま

ミュゲの価値



私は学んだ。
どんな人にでも笑顔で接するようにと。









カツカツカツ…


もうすぐでいつもの侍女がここに来る。







私はこう見えても皇女だ。

ただ、誰の目にも入らない冷たい離宮の地下に住んでいる皇女。



 
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