君のそばにいてもいい?

いよいよ桐谷の試合が始まった。

打ってる姿がかっこよすぎて、もう涙が出そうだった。

…それは大袈裟かなぁ?

私はそんなことを思うと、ふっと笑って

「…諦めなきゃいけないのになぁ…」

と、呟く。

その後私は涙を零さないようにすることに必死で、試合観戦に集中できなかった。


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