純情乙女の番外編
******************

あれから。
思いのほかプリンターの調子が良くて、なかなか電話できずにいる。

借りた傘は、引き出しの中。開ける度にドキッとしてしまうのは何故だろう。

早くその日が来ないかと、少しだけ楽しみにしている私がいる。…ほんの少しだけ、ね。



【終わり】

< 8 / 9 >

この作品をシェア

pagetop