キミと見た景色をもう一度



一人真面目にやってるなんて馬鹿らしくなる。



どうせ、こんなこと勉強しても意味はない。



だって私は、あとどれくらいなのかもわからない。



いや・・・普通だったとしても、こんな知識必要か?



理科なんて。



科学者になるわけでもないし。



国語力だって、別に日本語がしゃべれていれば苦労しない。



無駄なことが多すぎる。



こんなことのために先生にお金を出してもらっていると思うと、
腹立たしくなってくる。



まさに、大金を溝の中に投げ捨てているようなものだ。



「くっだらない」



おきまりの頬杖を突いて小さく呟いた。



先生にばれてもどうでもよかったから、堂々とヘッドフォンをつけてやった。



最高に『私は不機嫌です』っていう目つきとオーラも出して。


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