キミと見た景色をもう一度
次に目を覚めたときは、見覚えのある白い天井が目に映っていた。
耳に入ってくるのは一定感覚で鳴っている機械音。
ふと、口元に違和感を感じた。
手を動かしてそれに触る。
「あ、それ取っちゃダメだよ!」
「た・・・く・・と」
酸素マスクをつけているため喋りにくい。
取りたいけど、拓人に阻止されて取ることができなかった。
「憂」
「何・・・」
「これからは、病院で暮らさない?」
「え・・・?」