キミと見た景色をもう一度
あの人たちをここから追い出した後の家の中は、とても静かだった。
「憂ちゃん・・・」
「ごめんなさい、急に大声出したりして」
「憂ちゃん・・・ご飯食べようか?」
「私はいいです。体調が優れないので」
そのまま、先生やチビ達、誰とも目を合わせずに自分の部屋に篭った。
ふいに涙が零れ落ちた。
泣くのは、いつ以来だろう。
声が外に聞こえないように、片手で口を抑えた。
この夜は涙が枯れるくらい泣き続けた。