キミと見た景色をもう一度
しばらく、廊下を走っていると曲がり角にさしかかった。
いつものように廊下を曲がろうとすると・・・。
目の前の景色が湾曲し、身体に強い衝撃が走った。
「あ・・・かはっ・・・」
この衝撃は、倒れたんだ私・・・。
・・・息苦しい。
上手く頭がまわらない。
肌寒い季節だというのに、嫌な汗が流れる。
「誰・・・か・・・助け・・・て・・・」
そう言って、手を伸ばしたが力など入るわけがなく
腕はだらんと下がってしまった。
徐々に薄れいく記憶の中最後に聞いたのは、
私の名前を呼ぶ声だった。