遠恋
「…ごめんっ…」

相手の気持ちも考えずに…
自分だけが辛いと思って…

「俺…最低な人間だ…」

「仕方ないよ。周りに知ってる人が居なくて、辛さを面と向かって言える人も居なくて…。」

実際にそうだ。
心から信じあえる人が居なかった。
いや…自ら作らなかったんだ。
そんな事、遠回りだったから。
俺は早くここを卒業して、あいつに会える人間になろうとしていた。
だけど…そうすることが…
一番の遠回りだったのかもしれない…
そして、最後にこんな不満をあいつにぶつけてしまう…
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