魔法少女は天然ちゃん?



そんなことを考えていると
鎌鼬がどこかに行ってしまった


「あっ!やばいよ!
あいつほたってたらやっかいなのに~!」


あたしは急いで校舎内にはいった




ぱりーんっ!!



いきなり窓ガラスが割れた音が聞こえた

動物たちが騒ぎ出す




あ!!いた!!

いたちのような容姿をした
でも明らかに動物ではないものがそこにはいた


これは鎌鼬のほんとの姿


本来凄まじいスピードで動いている鎌鼬の姿はなかなか見ることが出来ない

とくに魔力の少ない者などは
鎌鼬の起こした風によって意識を失ってしまう者ばかりだ



あたしは一歩踏み出し鎌鼬と向き合う




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