脱力彼氏。〜クリスマス編〜


そう悩んでいると、




「ん・・・・・」




と、少しだけ翔は目を開けた。




「あれ・・・・・菜奈?」
 



まだ意識がはっきりしないのか、ぼーっとしながら翔はあたしを見つめた。




「おはよ」




そう言うと、今何時?と目を擦りながら起き上がった。




「11時くらいだと思う」




そう教えると翔は、




「うそっ」




と言ってすぐに起き上がった。




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