カラダ探し~第ニ夜~
「あ、待って待って!私と美雪が三階に行くよ。調べてたの私達だし、説明しなくてもいいから、その方が手っ取り早いでしょ?」
「それも……そうだな。誰がどこを調べても同じみたいだし」
留美子の提案に、結子をちらりと見て呟く翔太。
「なぁにぃ、それぇ?私を疑ってるのぉ?」
「おい、ごちゃごちゃ言ってんじゃねぇぞ。さっさとカラダを見つけて、明日香を生き返らせるぞ」
……なんだろう、この気持ちは。
言っている事はいつもと変わらないのに、もう少し待ってほしいと感じる。
袴田は、あゆみちゃんが生きていれば良いと言って、同じ日を繰り返す事を望んでいる。
高広は明日香を生き返らせるために、必死になってカラダを探していて……「呪い」を解く事は二の次。
私は……お母さんと真冬が優しいこの世界を壊したくないけど、「呪い」を解いて、こんなバカげた事は終わらせたい。
「呪い」を解くか解かないか……気持ちも行動もバラバラな私達は、どうすればいいのだろう。
「美雪、どうするつもりなの?あんた、武司に協力するつもりじゃないよね?」
「それも……そうだな。誰がどこを調べても同じみたいだし」
留美子の提案に、結子をちらりと見て呟く翔太。
「なぁにぃ、それぇ?私を疑ってるのぉ?」
「おい、ごちゃごちゃ言ってんじゃねぇぞ。さっさとカラダを見つけて、明日香を生き返らせるぞ」
……なんだろう、この気持ちは。
言っている事はいつもと変わらないのに、もう少し待ってほしいと感じる。
袴田は、あゆみちゃんが生きていれば良いと言って、同じ日を繰り返す事を望んでいる。
高広は明日香を生き返らせるために、必死になってカラダを探していて……「呪い」を解く事は二の次。
私は……お母さんと真冬が優しいこの世界を壊したくないけど、「呪い」を解いて、こんなバカげた事は終わらせたい。
「呪い」を解くか解かないか……気持ちも行動もバラバラな私達は、どうすればいいのだろう。
「美雪、どうするつもりなの?あんた、武司に協力するつもりじゃないよね?」