FIRST ♥ LOVE  ♡初恋♡
あたしは翔太の家を出て、翔太の家の近くから携帯でお母さんへと電話を掛けた。

『はい、茜??』

「…っっぉ母さん……」

『どうしたの?泣いてるじゃない。』

「ぁ…のね?…しょ…ぅたと…ぐすっ…別…れた…」
『えっ!つい最近までラブラブだったじゃない!!!』
「そぅだったんだけど…今からぉ母さんの所に行きたい。話したい。」

『いぃけど…お金あるの??』

財布を確認してみる。

1万円しか入ってない。

「1万円。しか持ってない。」

『じゃあお母さんが明後日帰国するからしたら携帯に電話するわ。』

「分かった。」

『じゃあね…』

ガチャ。

今は夜の8時。どうしよう。

思い付きたのは親友の榛だった。

「もしもし、榛??」

『ぅん、茜??元気ないねどうしたの??』

「あのさ、話したいことがあるから今から話せる??」

『うん、じゃあうちんち来なよ。』

「うんありがと。今から行く。」




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