世界滅亡

一日後の未来を見終えた俺は一粒の涙を流した


結果があまりにも残酷すぎたのだ


「そんなこと‥あっていいのかよ‥」


突然世界滅亡に現実味がでた


これから何が起きてしまうのか‥


それを人間でただ一人知った俺は後悔した


今まで出来なかったことを怒りと悲しみをこめて時計を床に投げつけた


ふと窓の外をみると学生が家へと向かう姿が見えた


そして子どもたちが元気に走り回っている


その光景をみて涙が溢れだす


拭いてもこぼれ落ちる


笑顔がなくなる瞬間を見たくない


だからといって自分には何も出来ない


身動きのとれない俺はただ独り部屋で泣いていた



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