スイートナイト
キャバ嬢の躰がワナワナと震えているのが、遠目で見てもわかった。

「な、何よ…!」

キャバ嬢が巽に向かって言った。

「ちょっと、ナンバーワンになったからって…!

記録を更新したからって…!

ちょっと有名になったからって、いい気にならないでちょうだい!」

キャバ嬢にあれほど言われているのに、巽は涼しい顔して聞き流している。

「セリナ…セリナ、絶対に巽のことあきらめないから!」

キャバ嬢は宣言するように巽に言った。
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