片想い協力者は無愛想ヤンキー!?(番外編)




『あと、美雨菜って呼ぶな。白山さんって呼べ。』



『そ、奏…?!?』


俺は慌てる美雨菜を無視して続ける。


『返事は?』



『…はい。』



そう言ってトボトボ歩いていく塩月。


すると、今度は美雨菜が怒った。



『ちょっと!!塩月君が可哀想!』



『美雨菜。俺さ…』


『…?』


『独占欲強いのかも。』




『え』



ビックリする美雨菜を抱き締める。



照れ隠し。…のつもり。



『好きだ…美雨菜。』


『え、あ、ありがとう?』



混乱する美雨菜に笑いが込み上げた。




ホントに可愛いな…白山…サン?



~奏×美雨菜~

end



< 60 / 61 >

この作品をシェア

pagetop