ここに在らず。


「……え?」


私は思わずキョトンとして、ナツキさんを見つめた。するとそんな私を見たナツキさんは、「例えば、」と話を続ける。


「あんたはさっき、学校を休んだ自分を甘えてると言った。養って貰ってるのに自分のやるべき事も出来ないで、それでこの場所に置いて貰えて当たり前になるのはダメなんだと。でもトウマさんはそんな事を思ってないし、それは実際今の状況からして甘えとは言わない。でもあんたはそうやって自分のルールの中で勝手に自分を追い込んで、トウマさんや俺の知らない所で一人、自分自身を責めて、自分自身に責められ続けるんだ。そうだろ?」

「……」


ナツキさんの問いに、私は言葉を口にすることが出来なかった。驚きのあまりに声が出なかったのだ。


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