大好きな君
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『いってらっしゃい』

『お帰り』

僕は、カイが出掛けてから帰るまでの間、一人ぼっち。

この部屋こんなに広かったっけ・・・・。

毎日同じことを思ってしまう。

カイが出掛けたあと、僕は、一人きりの朝御飯を済ませる。

窓から差し込む温かい日差しに、つい寝てしまいそうになる。

さぁ、僕は何しようかな?


今頃君はお仕事頑張ってるんだろうなぁ……。


そんなこと思いながら、やっぱりうとうとしちゃうんだ。

ーーーーーーーーーーーーーーー。

カイは朝弱いよね。

僕がいつも耳元で

『おはよう』って囁くけど、ちっとも起きない。

しょうがないから、上から乗っかって顔をポンポン叩く。

すると、やっと起きるんだ。

「おう。おはよ。」

眠たそうな目をごしごし擦るカイが好きだ。

カイは僕を押しのけて顔を洗って歯を磨く。

朝は、あんまり食べないね。苦めの珈琲とトースト1枚。

僕が君が食べるのを黙って見てると、決まってのぞきこんでくるよね・・・・・

っ照れちゃう・・・・・・。

食事を終え着替えを済ませ、TVのnewsをチェックして玄関に向かう。

「じゃ行ってくるよ。」

『いってらっしゃい。』

これがいつものお決まりコースだ。

休みの日は、お昼頃まで寝てるのが定番。

僕は、疲れてるカイを起こすようなことはしな い。

やっと起きると・・・・・・。

いっつも髪が凄いことになってて笑っちゃう。

もとからそんなに大きくない目が寝過ぎでもっと小さくなってて。

・・・・・ちょっと怖い・・・・。

『あぁ~。寝た寝た。』って伸びをしながら起きてきて。

そのあとはビデオを見たり、買い物に行ったり、掃除したり・・・・・・・・。

ビデオを見るとき僕は、カイの膝枕が定番。

映画見ながら寝ちゃうこともしょっちゅう・・・・・・

これも定番。

カイの膝枕気持ちいいんだもん。

休日は一緒に御飯食べられるから、毎日休日だったらいいのに・・・・・・って思っちゃう。

ーーーーーーーーーーーーーーー。

あれっ。

やっぱり寝ちゃったみたい。

ベランダから差し込む光はすっかりオレンジ色にかわってた。

もうすぐカイが帰ってくる。

一日長かったなぁ~~~~~。

なんて考えながら、僕はソワソワ。

身体も勝手に揺れてきちゃう。

まだかな。まだかな。ウキウキウキウキ。

ガチャっ。

『お帰りっ』

「ただいま。僕のギョンス。いい子にしてたか?」

カイは僕を抱き上げほほずりするんだ。

『ミャーーー。』

僕は、もちろんって答えるんだ。

~~fin~~
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