女好き先生とヒミツの補習授業❤



「先生、ここ分かりません」
「あ、ここはね…この公式を当てはめて…」
「あ、…出来ました」




この子は決して頭が悪いってわけじゃないけど…



何て言うか…天然系なのである。



だから、自分が冬真が好きなことにも気が付いてない。




簡単にいえば鈍感である。




「なぁ、野々村」
「ハイ?」
「……冬真の事好き?」
「え?」
「好き?」
「嫌いです、大嫌いです。」
「そっか、じゃあ予備校に戻ってくる予定もないって事か」
「そういうことです」




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