Summer Drop番外編*中学2年生10月
「え…うん…言ってなかったっけ?」

「木下君!!ちょっと木下君ドコ!?」

千夏の迫力に引き気味の真白をお構いなしに、千夏は立ち上がって教室を見回す。





「……は、はいっ。な、何?」

ベランダで作業していたのだろうクラスメイトの木下が、

教室へのドアから恐る恐る顔を覗かせる。




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