素直な心






「何でそんな避けるのさ」
「あんたが大ッ嫌いだからよ」

「……キスまでしたのにさ…」


柊は私の耳元で囁いた。
私はその言葉に一瞬気分が悪くなった。

あの悪夢の光景が脳裏をよぎる。


「それは、あんたが勝手にやったんでしょ!」





< 12 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop