★恋は曲者ッ★



「お2人さん、知り合いな~ん?」


美緒が甲高い声で尋ねた。




「う…ん、中学の時付き合っててん」




アタシがそう言うと

奏多君の目が

ふいにアタシを捉えた。




「へぇ~、そうなんやぁ!」




美緒が答えると同時に

奏多君はまた下を向いた。









なんなんよ…





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