冬桜 −二度咲くモノ-
無常なもの・・・
なんとか病院にたどり着いた。


よかった。


安心は出来ないけど、今はとりあえずバレなかったみたいだ。


まずは、鈴菜の部屋に行き、荷物を片付けた。


当分いるから、それなりの準備をしてきた。


それらを整頓して行く。


その間に鈴菜に報告した。


これからはしばらく、毎日一緒にいれることを。


こんなに長く鈴菜の顔を見ていられる日が来るなんて、数日前までは考えてもなかったよ。
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