キケンなアイツとの生活
「おいおい、冬弥くん。どさくさに紛れて、愛梨のこと口説くなよー」
「えー?やだなぁ、楓太さん。オレは妹としてしか見てないですってばー」
「ホントかー?」
「うんうん、ホントですって」


パパと冬弥さんの会話…。


妹としてしか見てないなら、〝二人で〟とかなんて普通言わないじゃんね。


やっぱりキケンだ、この人…。


そんな食事会は、次の日わたしは学校、パパも冬弥さんも仕事ということで早めの解散となった。
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