翔藍
返事をしてないのに
ズルズルと手を引かれる私

まだ名前も知らない
青龍の幹部に。


教室の男子は

「いきなり連れ出すとか
流石だな。」

「でも、ズルいよな。」

「仕方ねぇよ。
俺らは、手も足もでないんだから」

と語っていた

もちろん、唯星達は気付く筈もなく。
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