他校の王子に恋愛中

意外な接点

「今日一緒に帰ろ?」

「…え?」


楓くんからのいきなりのお誘い。



うーん、今日も電車に美咲君いるだろうし、男の子と2人でいる所を見られたくないしな。



「美咲の事は気にしないでいいから。むしろ、一緒に帰らせてあげるし」

「は、はぁ!?楓くん、知り合いなの!?」



嘘でしょ!?


そうだったらすごすぎる。


てか、美咲君と帰るとか心臓持たないよ〜!


「まぁ、幼なじみみたいなもんだよ」

「そうなんだ!じゃあお言葉に甘えて帰らせてください!」

「かしこまりました」


そういって楓くんはニッコリと笑った。


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