-これからも君を-
PPPPPPP…!!




うーん…何…うるさい…




私はシャワーを出た後いつの間にか寝てしまっていた。





携帯画面には着信5件メール4件





びっくりして慌てて電話にでる





「こらーー!!!!日和!!!!!ちゃんと家に着いたの?何度電話しても出ないし家についたら連絡してって言ったよね!」







電話の相手は由だった





そうだ…由に昨日言われたんだった。




あの人の事を考えてて忘れてましたなんて死んでも言えない。




でも由にはあっさりばれていたようで




「どうせ昴君の事考えてたんでしょ?夢中になりすぎ!心配したんだからね!」




「そ…そういう訳じゃないよ!疲れていつの間にか寝ちゃってた。ごめん」




「ふーん?生きてたから許してやろう!明日仕事終わって日和の家行っていい?話したい事あるし」




「明日?私は17時で仕事終わるからそれ以降ならいいよ」




「OK!18時日和の家に行くね!また明日連絡する!じゃあね」







明日会う約束をして電話を切った。





時計をみると13時を回っていた。






何時に家に帰宅して何時に眠りについたかさえ覚えていない





我ながら重症だと思いつつ明日遊びにくる由の為に部屋の掃除を始めた。








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