【完】恋のキューピットは山田君!
え、そこから?
振り出しに戻っちゃうの?
「それは私のなんとかゲージっていうの
を見ればわかるんじゃ……」
「いや、確かにゲージはちゃんと大川が
好きだって表してるんだが……。美姫の
行動があまりにも冷静すぎて」
「冷静……?」
「だって恋する乙女っていったら、もっ
とさ、好きな奴にアピールするもんだろ
?」
……そりゃあ、そうだけど。
「私だってアピールしてるよ」
「どこが!?」
私がちょっと反論すると、目をクワッと
見開いてそう言う山田君。
そこまで信じられないの?とちょっぴり
ショックを受ける。
「だって部活の時、自分から挨拶してる
もん」
これってすごい進歩だよ?ノーベル賞な
みのアピールよ?