My Precious ~愛する人よ~ Ⅰ
「今日はこのくらいにしておこう」
目の前で肩で息をするソフィアにそう告げる
額には真珠の様な汗が滲んでいる
すると、コクンと頷いて
剣を収めたソフィア
「休憩しよう」
あんな細い腕をした彼女に、これ以上無理はさせられない
ゆっくりと覚えていけばいい
深い溜息を吐いた彼女に笑いかけ、あのドーム型の建物を指さした
「ソフィアは、上達が早いな」
ゆっくりと腰かけて、天に輝く星を眺めながら呟く
それに、根性もある
国の男がやる訓練と同じ事を、文句一つ言わずについてきた彼女
並大抵の事ではない