WhiteGirl
「何考えてるか分かんない。」
「どうせ裏で酷いこと言ってるんでしょ!」
「すましてないでハッキリ言いなよ!」
本音を言わなくなった私にかけられた言葉はこんなものだった。
…気持ちを押し殺してこんな事を言われるなら、言った方がマシだ。
もう思ってることを言えなくて辛いのも、こんなこと言われるのも嫌だ。
幼いながらに、そう思ったんだ。
その頃から、私は本音を隠さず言うことになった。
上手く言おうと努力もせず。
その方がラクだから。
今考えれば『逃げ』だったのだろう。
でもそれを続けた私は本音をそのまま言うことに慣れてしまった。
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