夏のカケラ
「言って・・・」



僕はマイの視線が耐え切れ無く成った。



「ああ・・・もう、俺も分かんねーんだよ!!分かんねーけど・・・!」


「けど・・・?」


「・・嫌なんだよ・・・・」


僕は言った後に、柵にもたれ掛かった。


あー・・・何かやだな・・・


俺、キモい・・・






「分かった・・・」





え?


僕はマイを見た。


マイは少し笑っていた。


「・・付き合わない・・・」


え?


「ヒロが・・・そう言うなら・・・仕方が無い・・・」



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