夏のカケラ
カーンッ!!




その金属音と共に、世界が時を刻み始めた。


歓声が僕の耳に戻る −!


僕はボールの行方を見る事無く、一目散に一塁に駆け出した!


時間が動き出す!


三塁のクロも同じく、ボールの行方を見る事無しにホームに突っ込む!


ケンは既に、三塁の手前にいた!



とにかく、僕が一塁に到達すれば良い!!




僕は走る!




僕の目には一塁ベースしか見えていない!




一塁ベースは目の前だ!




僕は一塁ベースに到達すると、勢い余りベースの向こうに倒れ込んだ・・・・

・・・・

・・・・


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