夏のカケラ
翌朝、僕はいつも通り5時半に目を覚ました。

手早く着替えて朝のトレーニングに出掛ける。

今日位休めば良いのに、自分でそう思いながら出掛けた。


トレーニングから戻ると、朝刊をチェックした。


ちゃんと『ミラクル東和台逆転優勝!』と見出しに書かれていて、少し安心した。


夢だったらどうしよう、と思ったからだ。


マイの部屋を見ると、まだ起きていない様だ。

僕は家に入り、風呂に入ってから朝食を食べた。





時計を見た。


まだ午前10時だ。


僕は一人でテレビを見ながらボーッとしていた。


やる事が無い・・・


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