夏のカケラ
僕も恥ずかしかった。


マイに少しでも女を感じた事に。


コイツ、絶対何か言って来るぞ・・・


僕はマイの罵声を覚悟したが、不思議な事にマイは何も言って来なかった。





その後は、停電前よりも更に気まずく成った・・・
・・・・

・・・・






翌日からは、天気は回復していった。


僕らは野球部の練習をいつも通り適当にこなす。



アキラとカズは、いつも練習が少ない事に不満を感じている様だ。


だが、僕は今くらいの気楽さが良かった。


何も野球だけで高校生活を終わらす事は無い。
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