夏のカケラ
あれは・・・


「だから・・・お前は知ってるのかと思ったんだ・・・」


あの時、僕は奥野に殴り掛かった。


マイを泣かせた・・・って思ったんだ・・・


「知らなかったとしたら・・・お前らは・・・良い幼なじみだ・・・」


奥野はそう言うと、腕時計をチラッと見た。


「・・・俺、行くわ・・・とにかく、頑張れよ・・・」


奥野はそう言い残すと、ゆっくり歩き出した。


僕も、ゆっくりと家路に着いた・・・

・・・・

・・・・






その晩、僕は眠れずにいた。


目を閉じると・・・色んな事を考えてしまう・・・


< 90 / 715 >

この作品をシェア

pagetop