全力投球~諦めたくない夢~


「シン!!座って?」

「はぁ?もう投げる気かよ!?」

「そうだよ?決勝戦は投げさせてくれるんでしょ?」

はぁ・・・

野球のことであきれるシンは、もう見れないかもしれない。
しかたない・・・ホントは言い返したくてたまらないけど、今日は許してあげる。

「柳瀬、山田!!先にオーダー伝えるから待ってろ!!」

河西が、監督からオーダー表を受け取った。

しかたないなー・・・
後で投げるか・・・

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