blue part2
「はい…。」





何故か楽しそうに見ている君。




いやいやいや、その前に君は誰なんだ?





思考回路パンク寸前だった。





「まあ、そんなのは後でいいよ。」





椅子からおりて、少年はベッドに座り込んだ。






後からって赤の他人なんだけどな…。






困ってしまい、ため息をついた。






少年はまたクスクス笑って、私の頬に手をそえた。





「今は、治すのが大事だよ。大丈夫だから。」






大丈夫だからか…。








何が大丈夫なのか全く分からない。





でも、
少年の

まだ幼い笑顔と


手の温かさと


優しい声がさ…



何か安心してさ…。







目を瞑らせた。







「そばにいてくれる?」







「いいよ。」







私らしくない言葉を、







少年は素直に受け止めてくれた。








安心感の中、






深い眠りについた。
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