blue part2
「尚が、葵だなんて…。」








「あまり面影ないかな?」





「あるよ。オレ一目見て分かったんだ。」






モデルルームの奥へ3人の足音が進む。







別に隠す気持ちなんてサラサラなく、あの一言がYESと理解したらしい。






「アル。あなた、憧れだったもんね葵に…。」







えっ…。







アルを見ると、素直に頷いた。





憧れって…ファンって事かな?






あまりファンの人と対面したことないし今更だし…。





何か恥ずかしいな…。





「見合いあって恥ずかしがらない。」





『うるさいヨーリ。』






ハモって女神に突っ込んだ。
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