瑠璃一味のお戯れな学園生活
「すみませーん」

めのうがその福引券を持って、抽選会の方へと向かう。

「一回福引お願いします」

「お、可愛いお嬢ちゃんが挑戦かい?」

目尻を下げて微笑む商店街のおじさん。

と。

「めのう、めのう」

シルヴィがめのうの服の裾を引っ張った。

「おれ、ふくびき、やりたいだ」

「ん?シルヴィちゃんがやる?」

ニッコリ微笑んで、めのうはシルヴィに福引を譲る。

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