瑠璃一味のお戯れな学園生活

七つ首の竜

「メロン…メロン押し付けんなって鬼龍んんん…あぅううんっ…おれ、そんなにメロンばっかり食えねぇ…」

瑠璃一味が帰って来て、野菊も無事だと分かり、安心しきって眠ってしまったシルヴィは。

「はにゃ…?」

目を覚ます。

傍らには、orzな学園長。

「はにゃあ…?何やってるだ…がくえんちょー?」

「やあ、シルヴィ…」

心労祟った表情で、学園長は力なく振り向く。

「教育とは、かくも難儀なものかと、厳しい現実にぶつかって挫折している所だよ…」

「はにゃあぁあぁぁ?」

何それ、ドユコト?

難しいのでもっとkwsk(詳しく)、と言いたげなシルヴィ。

「要するに…」

学園長の近くに立っていた秘書の愛が、小さく溜息をついた。

「瑠璃一味の皆さんが、学園長の言いつけを守らず再び天空険道に向かったという話です」

「はにゃあぁぁあぁあぁぁあぁっ!」

シルヴィ、またもぼっち状態。

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