瑠璃一味のお戯れな学園生活

危険地帯でランチタイム

火を熾して、串にさした肉をその火の上でグールグル…。

「こんがり肉が出来たぞゴルァッ!」

いい色に焼き上がった肉塊を振り上げ、龍之介が雄叫びを上げた。

「意外な才能…龍之介、肉焼くの上手いんだね…」

孔雀が軽く拍手する。

「すげぇ、中まで綺麗に火が通ってる!なのに外側も焦げてない!」

霸龍闘が目を見張る。

「食うしか能がねぇのかと思ったら、こんなアウトドア料理の才能を持ち合わせてたなんて!」

龍之介に料理スキルがあるとは思いもよらなかったのか、シンも手放しで龍之介を誉めた。

「気持ちいいぞおめぇら!もっと誉めろ!」

鼻高々の龍之介。

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