瑠璃一味のお戯れな学園生活

夕城 めのう臥龍正室説

「30点…25点…45点…40点…」

「ちょっとぉ、りゅーちゃん」

屋台の立ち並ぶ通りを歩いている最中、めのうが龍之介の方を振り向く。

「そうやって道行く女の子の顔見て採点しないの。失礼でしょ?」

「お…そうか…」

ちょっと反省したような顔をする龍之介。

「わり」

「……」

めのうは龍之介に背中を向けて、再び歩き出す。

カラコロと、下駄の音。

その後を、同じく龍之介の下駄の音が続く。

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